会長メッセージ
  本研究会は超電導磁気エネルギー貯蔵システム(SMES)の実現を目指して民間の有志によって運営されている研究・調査団体です。創立以来、会員の皆様のご協力により広くSMESを取り巻く技術についての検討を進めてきており、わが国のSMES技術開発をはじめ、世界の超電導電力応用の研究に貢献してきました。英文略称RASMESとして国際的にもこの分野の研究・調査をリードする団体として高く評価されています。
 世界の持続的な発展のためにもエネルギー問題は喫緊の課題であり、エネルギー貯蔵はそのキーテクノロジーの一つとなっています。超電導技術においても次世代の高温線材など実用化に向けた進歩が見られており、社会ニーズの変化に応じてSMES実現の方式やその適用性も多様な可能性を示しています。最終エネルギー消費の中心が電力に移り、その供給システムが複雑化して、その安全や安定化に一般の関心が高まる中で、SMESも新しいフレームワークの下での応用を考えるべき時期に来ているかと思います。
 会員の方々の積極的な参加と関係機関との連携によって本研究会も次世代SMESの実現に向けた議論を活発にして行ければと考えています。皆様の一層のご協力とご支援をお願い申し上げます。 

会長 正田 英介
(公財)鉄道総合技術研究所会長

理事長メッセージ
 本研究会は、揚水発電に代わる大容量エネルギー貯蔵を超電導技術で実現する方法を調査・研究するために昭和61年に設立されました。
 この技術を完成するには、超電導技術のみならず構造・冷却・制御・環境・製造技術・利用方策など幅広い知識・技術を総合化することが不可欠であります。このため、本研究会には、大学等学術研究機関の専門家、電力事業・重電・重機・電線・鉄鋼・材料・低温機器・建設・エンジニアリング・コンサルタント・シンクタンク等多くの機関から専門家が参加しており、幅広い視点から問題点を抽出して議論を展開しております。
 設立以来、技術・ニーズの新しい展開に応じて、大容量貯蔵装置から中・小容量貯蔵装置、マイクロSMES、負荷変動・電圧変動対策、非常用電源等々幅広い対象について議論し、その成果を発表してきております。
 SMESは超電導の基本となる大電流化、高磁界化をどのように実現するのが本来の姿であるかを考えるのに最も適していると思います。
 超電導技術を一日も早く実現するために、基礎・基本に立ち返り、本研究会の中で英知を結集し、真摯な議論が展開されることを期待して止みません。

理事長 仁田 旦三
東京大学名誉教授


超電導エネルギー貯蔵研究会
〒305-0021 茨城県つくば市古来896-1
(株)ツクバ・インフォメーション・ラボ内
Phone/Fax: 029-895-7372 PHS: 070-6664-7901 E-mail: rasmes@nifty.com